生成画像の整理ソフトは、探し方と移し方で選ぶ
生成画像が増えてきたとき、欲しいのは「使う画像を別のフォルダーへ分ける道具」でしょうか。それとも「あのPromptで作った画像を、あとから見つける道具」でしょうか。
この二つは似ているようで、選ぶときに確かめたい機能が違います。Windowsで使う候補として、無料のPhotoSift、Diffusion Toolkit、無料本体と有料ProがあるErabiGridを、用途から見ていきます。順位を付ける比較や、速度を測ったレビューではありません。
1枚ずつ見て、フォルダーへ振り分けたい
先に振り分け先が決まっていて、画像を1枚ずつ見ながら整理したいなら、PhotoSiftが候補になります。無料のオープンソースソフトです。
公式説明では、画像を表示してキーを押すと、そのキーに対応するフォルダーへ移動またはコピーし、次の画像を表示します。Undoも案内されています。「見て、その場で振り分ける」という流れが自分に合うかを確認してみてください。この記事では実際の速度や、現在の各Windows環境での動作を測定していません。
Promptから探したり、評価やアルバムで整理したい
「以前作った画像を、Promptなどの情報から探したい」という用途なら、無料のDiffusion Toolkitを見てください。公式READMEにはWindows向けのメタデータ検索、評価、アルバム、フォルダーへの移動が案内されています。
読み取れるメタデータの形式は、生成に使ったソフトや保存方法にも関わります。自分の画像の形式が、公式READMEの対応一覧に含まれるかを先に確認するのがよいでしょう。メタデータがない画像でも、評価やアルバムなどは使えると説明されています。
別のソフトと併用する場合は、移動の方法にも気を付けたいところです。Diffusion Toolkitの公式FAQでは、管理対象内のファイルをExplorerなどで移動すると、再スキャン後にToolkit独自の評価やお気に入りなどの情報を失うと説明されています。Toolkitで付けた情報を残したいときは、そのFAQにあるソフト内の移動方法を確認してください。
似た候補を比べ、行き先を確認してから移したい
ErabiGridは、日本語UIのWindows向けソフトです。無料本体では、画像の表示、クリック選択、基本の移動を使えます。使う画像がすでに決まっていて、選択してフォルダーへ移すだけなら、まず無料範囲が用途に合うかを確認できます。
2~4枚を比較する機能と、1~9の数字キーによる分類は有料のPro機能です。数字キーは行き先の割り当てで、その操作だけではファイルを移動しません。 分類を見直し、青い「選択画像を移動」ボタンで実フォルダーへの移動を確定します。
「今使う」「あとで比べる」など、複数の行き先を決めたあとで確認したい場合に、この流れが必要かを考えてみてください。Proが必要になるのは、基本移動に加えて比較・分類を使いたい場合です。無料本体でProの比較・分類を試せるという案内ではありません。
Proの操作と画面の来歴は、比較・分類・移動の解説にまとめています。そこで掲載したPro実画面は9月25日の確認用ビルドに由来する資料で、撮影日時は未確認です。現在のStore版Proの操作、購入後の解除・復元は未検証です。
まず、困っている作業を一つ選ぶ
| 先に片付けたい作業 | 確認する候補 |
|---|---|
| 1枚ずつ見て、キーで移動・コピーしたい | PhotoSiftの振り分け操作 |
| Promptなどから探し、評価・アルバムで管理したい | Diffusion Toolkitの対応メタデータと整理機能 |
| 選んだ画像をフォルダーへ移したい | ErabiGridの無料の基本移動 |
| 2~4枚を比較し、分類先を見直してから移したい | ErabiGrid Proの比較・分類と購入条件 |
少数の画像をExplorerで整理できているなら、その方法を続けても構いません。無料の方法で足りるかを確認し、必要な機能がはっきりしてから有料機能を検討してください。どのソフトでも、最初は画像のコピーと専用フォルダーで、自分の使い方に合うかを確かめると判断しやすくなります。
ErabiGridの無料本体はMicrosoft Storeから入手できます。Proは本体の「Proを見る」から、その時点の正規Store画面で価格と提供条件をご確認ください。Storeの販売者表示はSukiAraku Studioです。
問い合わせ:contact@jentraxis.com
確認した範囲
PhotoSiftとDiffusion Toolkitは、2026年10月3日に上記の公式説明を読みました。競合ソフトを操作した結果、速度差、利用者の成果、有料需要の大きさを示す記事ではありません。ErabiGrid無料版の実移動は、上の専用サンプル1枚の確認結果です。Proの仕様説明と現在の実操作の確認は分けています。